ようこそ『takerock Rock'nRoll Heaven』へ。
このブログでは楽器のリペアや自作エフェクターの記事を中心に掲載しています。

You are th Stomper!! (since 2006/09/12) 無料カウンター ご縁カウンタFree!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

感光基板でGo! その4 ~いよいよ完成~

あ~腰痛。今日のtakerockはがんばった。腰をヘッコヘッコ使いながら
がんばった。がんばった相手がおねーちゃんではなく、引越し荷物なのが
冴えないところだが。引越しネタもそのうち書かんとな。

さて、感光基板だ。前回まで手間のかかる作業でしたなぁ・・・
いよいよそれも今日で完成ですぜ、ダンナ。涙ぐんでる場合じゃありませんぜ。

さて、エッチングを行い裏側からチェックしてパターンが完全に現れた。
そしたら、それを流しに持っていってエッチング液を水で洗い流す。

洗い流した後はティッシュで水分をふき取り、再度露光マッスィ~ンにて露光
させる。
なんでこんなことするかというと、今はまだ基板パターンの上に感光基板の皮膜
が乗っかってる状態だ。これを除去する必要がある訳だが、手っ取り早く除去
するには、最初の露光時にOHPシートでマスクされ、露光されなかった部分を
露光してやればよい。


この後、同じように流しの中で現像スプレーをかけてやると残った皮膜が溶け、
銅箔のパターンが現れる。
それでも皮膜が残った場合はアルコールで拭いてやるとすぐに落ちる。


エッチング液は再利用できるように容器に戻しておこう。
100円ショップで売っているロートを使えばこぼしてしまう心配もない。


さあ、次は基板に穴を開けるぞ。0.8mmのドリルを使い、基板に穴を開けて
いく。

撮影の為にテーブルの上に置いているが、ホントはビニール袋の中で手に持って
穴を開けていく。そうすれば削りカスが散らばらない。
takerockはピンバイスを使っているのだが、これが結構な重労働だ。
複雑な基板になるほど開ける穴も多くなるのでツラい。
小さなものでよいので卓上ボール盤が欲しいところだ。

そうして全ての穴を開け終わったら、次は基板の周りの余計な部分を取っ払う。
定規をあててカッターで基板の周囲に切れ込みを入れる。

そうして机の淵などで『エイッ』とやればポッキリ折れる。
折れにくい時は基板の端をラジオペンチ等でつかんで折る。
その後、基板の周りをヤスリがけしておくと安全だ。

お次は基板にフラックスを塗る。
基板は銅箔がむき出しなのでこのままではすぐに酸化してサビる。
それを防止する為と、ハンダ付けを行う時にハンダをノリやすくする為だ。

takerockは『無洗浄タイプ』のフラックスを使っている。これはフラックスに
付いてるハケで基板に塗って乾燥させればOKという便利なヤツだ。

これでやっと基板が完成した。
手間のかかる作業ではあるのだが、この後は部品を差し込んでハンダ付けする
だけだ。takerockはユニバーサル基板よりもこっちの方が好きだ。
スポンサーサイト

感光基板でGo! その3 ~今夜が山田~

実はtakerockは5月のアタマに引越しを控えている。
『引越しまでに少しでもモノを減らせ』という至上命令が発せられている
ので今日は1日部屋の整理をしてたのだ。

結果は・・・ちっとも減りません。誰かオイラに4次元ポケットを
くれないか。

さて、前回までで感光基板の露光まで完了した。
その後、洗面台もしくは流しに基板を立てかけ、コイツをスプレーする。

サンハヤトの『感光基板用現像スプレー』というものだ。
コイツをスプレーすると、紫外線にあたった部分だけ薬品が溶け、銅箔がむき出し
になるというスグレモノだ。
以前は現像の度に現像液を作っていたのだが、一度に作る基板が少ない為、
現像液がもったいないのでスプレーに変えた。

コイツを露光済みの基板にスプレーすると・・・

奥さん見て下さい! こんなにキレイになりましたよ~
なんてテレビショッピングのようなフレーズが浮かんでくることうけあいだ。

みるみる露光した部分の皮膜が溶け、下の銅箔が現れてくる。
基板の1/3程度まで現像液の泡が落ちてきたら(写真のような状態だ)、基板を
上下逆にひっくり返してもう一度スプレーする。露光した部分の皮膜が落ち銅箔が
完全にむき出しになればOKだ。


この時、基板をよく観察し、パターンが切れてそうな部分があったら、レジスト
ペンや油性マジック等で切れた部分を塗りつぶす。
takerockは幸いそのような事態に陥ったことはないが。

よし、次はいよいよエッチングに入るぞ。
まずは大き目のタッパにお湯を準備する。

写真に湯気とか写ってるとなんか美味しそうに見えるよな。ただのお湯だが(笑)
これは何に使うかというと、エッチング液を40℃程度に保つために湯煎するのだ。


これがエッチング液だ。サンハヤト製だ。
これは『塩化第二鉄』というものなんだが、これが服につくと絶対に落ちない
ので、作業をする時は汚れてもいい服を着るべし。
ちなみに服につくと鮮やかな黄色に染まるので、黄色の服が欲しい方はそのまま
でも可(笑)。

これをさっきお湯を入れたものよりも一回り小さいタッパに入れて湯煎する。


温度計で温度を測り、40℃程度になったらおもむろに基盤をブチ込む。
思わず『ターミネーター2』のラストシーンを思い浮かべて、サイン
なんぞ出してみる。アホだな俺は。

タッパを揺らしながらエッチング液が均等に混ざるようにする。
割り箸を使って時たま基板をつまみ出し、銅箔の溶け具合を確認する。
エッチング液の状態にもよるが概ね5分~10分はかかる作業なので気長に
やろう。
銅箔の溶け具合の確認だが、ガラスコンポジット基板をチョイスした理由が
ここにある。基板を明かりに透かして、裏側から見ると溶け具合が一発で
わかるのだ。
表からみたら溶けてるように見えても裏からみると全然溶けていなかったという
ことがよくある。紙フェノール製の基板だとこの見極めが難しいぞ。

おぉ、やはり肝の部分だけあって、ここまででもかなり長くなってしまった。
この続きはまた明日にしよう。

感光基板でGo! その2 ~Sightseeing~

そういや最近エフェクターのチェック以外でギター弾いてないや(笑)
何やってんだオイラ(笑)

では今日も感光基板を作っていこう。
昨日までの作業でOHPシートに基板パターンが印刷され、それを焼き付ける
感光基板も準備できた。今日は感光基板に焼き付ける作業を進めていこう。

まずは黒いビニールテープを7~8cmぐらいの長さに切って4本ほど準備する。


次に100円ショップで買ってきた写真立てを使う。

感光基板とパターンを印刷したOHPシートを挟み込む。この時パターンの向き
には細心の注意を払うべし。
 ●裏表は逆になっていないかい?
 ●感光基板とOHPシートはピッタリくっついているかい?


その後、パターンの周りの余った部分に最初に準備した黒いビニールテープを
貼り付ける。ここまでの作業も素早く行うべし。

何故こんなことをするのか?理由はカンタン。エッチング液がもったいないからだ。
エッチング液は再利用できるのだが、それでも限度はある。エッチングとは基板
上の銅箔を溶かす作業に他ならないのだが、溶かす銅の量が少ないほどエッチング
液は長持ちする。よって不要な部分はマスキングしておくのだ。

さあ、いよいよ露光だ。takerock works特製露光マッスィ~ンにて露光させる。
何のことはない。使わなくなったメタルラックにブラックライトをくくりつけた
だけなのだが。

基板とライトの距離は3cm程度にしてある。
この状態で以下のようにして感光させる。
●まずは定番、東京タワー
すまぬ。
●基板の真ん中にライトが当たるようにして3分30秒感光
  ↓
●基板の端にライトが当たるようにして3分30秒感光
  ↓
●反対側の端にライトが当たるようにして3分30秒感光
って具合に合計10分30秒感光させる。


『誰でも作れるギターエフェクター』では3分×3セットで合計9分と書かれていたの
だが、以前やった時若干露光がアマい部分があったので少し時間を延ばした。

成功していれば、ライトが当たった部分の色が少し薄くなっているのがわかる
はずだ。

今日はここまでにしといてやろう。
次回は現像~エッチングだ。 乞うご期待。

感光基板でGo! その1 ~準備万端~

こんにちは。バンドメンバーが仕掛けた『エイプリルフール・トラップ』に今頃
引っかかってしまい、かなり凹んでいるtakerockです。
どうせなら来年の4月1日に引っかかればよかったぜ。
はー様覚えてやがれ。うわ~ん

さて、感光基板を使った基板の作り方を整理していこう。

最初に印刷するパターンをパソコンで作成する。
基板作成の為のソフトは色々あるのだが、takerockは専ら”PCBE”という
ソフトを使っている。これはネット上で解説しているサイトも多いので
敷居が低いと思う。

ソフトの使い方は解説サイトでも見てもらうとして、PCBE上でパターンを
作成する。
作成し終わったら印刷だが、いきなりOHPシートへの印刷はしない。
だって間違ってたらどうするんだい?
まずは紙に印刷して回路図と見比べながらチェケラッチョだYO!

痛い痛い すいませんもう言いません。だからモノを投げるのはやめてくれ。

そうして作成したパターンに問題がないことを確認したらOHPシートに印刷だ。

ホントはサンハヤトの『アートワークフィルム』を使用した方がよいそうなの
だが、A4が3枚入りで1,500円程度しちゃうので、takerockはいつもパソコン
ショップ等で売っている普通のOHPシートを使用している。十分使えるぞ。

PCBEでは印刷時、紙の真ん中に印刷されるようになっている。
A4サイズのシートに印刷してしまうと非常にもったいないのでOHPシート
を4つに分割し、印刷時の用紙設定を『A6』として印刷する。
これでA4のシートに4つのパターンが印刷できる。

次は感光基板の準備だ。takerockはいつもサンハヤトの”40K”という
ポジ感光基板を使用している。ガラスコンポジット製で75mm×100mmのものだ。

こいつは紙フェノール製の”10K”等と比べると若干値段が高いのだが
ガラスコンポジットの方が作業が進めやすい。

作成するエフェクターの種類にもよるが、歪み系の場合75mm×100mmでも大き
すぎるので半分にカットすることにする。これでもう1枚作れるぞ。
カッターで半分の位置に何度か切れ込みを入れる。

その後、テーブルの淵などを使って上から押すようにすると切れ込みを入れた
ところからパキッと折れる。


注意点だが、感光基板なので、のんびりしてると何もないパターンがどんどん感光
されるぞ。切れ込みを入れたり折ったりするのは手早くやるべし。
残りの半分は最初に入っていた黒い袋とパッケージの銀袋に入れて暗い場所に
保管しておく。

おぉ、準備だけで結構長くなってしまったな。では後は明日だ。アディオス。
自分語り

takerock

Author:takerock
博多で活動するON THE EDGEのギタリスト。ギターやベースのリペア、エフェクター製作などなんでもこなす便利屋さん。

twitter
愛の告白

*上(別窓)のメールフォームが表示・動作しない場合はこちら

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
押せば命の泉湧く
玉音
事業仕分け

openclose

発掘
RSS
書庫たん

▲NOW

引用記事
携帯から
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。